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カテゴリー「刑事/詐欺」の7件の記事

2024年12月 4日 (水)

新手の詐欺メールが来たゆ

 新手(あらて)の詐欺メールが来た

 いや、ずっと前から1日何本も来てたのかも。
 最近忙しく、タイトルに「支払」の2文字がちらっと見えただけでざくざく削除してたんで、気がつかなかったのかも。

 差出人は「shunsuke-miyata@wics.ne.jp」、タイトルは「口座からのお支払い」。
 宛名にちゃんと「今井亮一」とあるうえ、文章がこなれてる。新手だ。

 でも、詐欺の趣旨は昔からのやーつだ。以下、その全文。記号は一部変えた。

 

初めまして!

残念なお知らせをするために、ご連絡を差し上げております。
僕は、約2〜3ヶ月前にネット閲覧用に貴方が利用しているデバイスにアクセスし、その後ずっとネット行動を追跡していました。

アクセスするまでの経緯は、
少し前にハッカーからメールアカウントへのアクセスを購入したからです(最近では、そういったものをネット上で購入するのは、かなり単純です)。
だから、貴方のメールアカウント (r-chang@fb8.so.net.ne.jp)にも簡単にログインができました。

ログインの1週間後には、既にトロイの木馬というマルウェアを、貴方のメールと繋がっている全てのデバイスのオペレーティングシステムにインストールしました。
実際、やってみると全く難しくありませんでしたよ。(受信トレイのメールのリンクを何も問題なくたどっていただき、ありがとうございました。)
巧妙な手口は意外と全て単純なのです。(^ ^)

そのソフトウェアによって、貴方のデバイスの操作を全て可能になりました(例えば、マイク、ビデオカメラ、キーボードの操作)。
既に、貴方の個人情報、データ、写真、ウェブ閲覧履歴を僕のサーバーにダウンロードし保存してあります。
貴方のメッセンジャー&# 12289;SNS、メール、チャット履歴、連絡先一覧の全てにも僕はアクセス済みです。
僕のウイルスはドライバレベルで動作し署名を継続的に更新するため、ウイルス対策ソフトウェアでは検知されません。

同様に、この手紙がなぜウイルス対策のソフトウェアに検出されなかったのかの理由も、今ではご理解いただけていると思います・・・

貴方の情報を収集している間に、貴方はアダルトサイトの大ファンだということを発見しました。
ポルノサイトを訪問して、とてつもない快楽に耐えながら、興奮するような動画を閲覧するのが本当にお好きなようですね。
偶然にも、貴方の卑猥なシーンを録画することに成功したので、貴方の自慰行為と絶頂に達する姿を見せるような動画数本をモンタージュにしました。

もし嘘だと思うのであれば、僕のマウスを数回クリックするだけで、全ての動画が貴方の友人、同僚や親戚とシェアできることを実現いたしましょう。
僕的には、パブリックアクセスにしてしまっても問題はありません。
貴方の好きな動画の趣向を考慮しても、そんな動画を公にされたくはないはずです。(僕の言いたいことは分かるでしょう)公になったら、本当の大惨事になるかもしれませんね。

なので、ここで取引をしましょう。
19万円 (送金時の為替レートに応じたビットコイン相当額)を僕に送金してください。送金を受け取ると、この卑猥な動画は全て削除しましょう。
その後は、お互いのことは綺麗さっぱり忘れてしまい、貴方のデバイスにある有害なソフトウェアの機能を停止して削除することを約束します。僕は言ったことは守ります。

僕が貴方のプロフィールとトラフィックをしばらくチェックしていることを考えると、これは公正な取引であり、かなり安価なはずです。
ビットコインの購入、送金方法が分からない場合は、どのサーチエンジンで検索しても方法は知ることができます。

僕のビットコインウォレットは bc1qxnpq2hv88kemdwj0726arvu0ydq0ttcpueds80 です。

このメールを開けた瞬間から48時間(正確には2日間)の猶予を与えましょう。

下記の行為をするのはやめてください。
*僕に返信すること。(貴方の受信ボックス内でこのメールを作成し、返信アドレスも作成したからです。)
*警察や他のセキュリティサービスと連絡を取ろうとすること。さらに、自分の友人に相談するのもやめてください。もし口外していることを僕が感知すると、貴方の動画は公開されます。
(僕は貴方のシステムの全てをコントロールしているので、感知するのはそう難しくないと思いますよ。)
*僕を探そうとすること。すべての仮想通貨取引は匿名で行われるため、絶対に無意味です。
*デバイスにOSを再インストールしたり、破棄したりすること。全てのビデオが既にリモートサーバーに保存されているので、この行為も無意味です。

下記は貴方が心配しなくても良いことです。
*僕が送金を受け取れないかもしれないこと。
- すべての行動を継続的に追跡しているので、送金が完了するとすぐに表示されるため、安心してください。(僕のトロイの木馬マルウェアは、TeamViewerのようなリモートコントロール機能を搭載しています。)
*貴方が送金を完了しても僕が貴方の動画をシェアするかもしれないこと。
- 僕を信頼してください。貴方の人生をもっとややこしくするつもりはないし、シェアしたいだけなら、この手紙を送らずに行っているはずです!

全ては公正に行いましょう!

あと、もう一つ・・・将来的にも同じような状況に引っかからないで下さいね!
僕からの警告は、頻繁にパスワードを変更し続けることです!

 

 長いけど、文章がこなれてるんですらすら読める。

 しかし、私「ビットコインウォレット」とか意味不明。なのに返信は駄目だという。手も足も出ないゆ。

 

※追記: これは詐欺メールというより「恐喝メール」が適切かも。

 

2024年11月16日 (土)

新健康法=受け子等を探して有酸素パトロール

 きたーーーっ!!!

 

 昼間、いわゆる家電(いえでん。刑事裁判では加入電話)に着信あり。
 ディスプレイに表示された電話番号は、頭の数字が8。うわ、詐欺電話だ!

 出た(通話ボタンを押した)。女性風の自動音声で、NTTの料金に未納分がある、詳しいことを知りたい場合は「ゅう」を、旨が流れた。

 聞きながら私は「録音、録音!」とあわてた。
 ICレコーダー、どこだっけ。

 あわてて探しつつ、9かな、と9を押した。するとまた同じ自動音声が。
 ICレコーダーを見つけ、また9を押した。
 そしたらプツッと切れた。
 なんだよ~、んもぉ。

 おそらくこれは、当方の自宅情報を聞き出す、電話下見とでもいうものだろう。

 ただ喜びあわててないで、架空の郵便番号、住所番地、賃貸か戸建てか、自己の氏名、そういうのを準備しておかねば、と思った。

 

 翌日だったか、また加入電話に着信あり。
 これは自動音声ではなく、若めの男性の声、と聞こえた。
 NTTの1ギガの回線を8ギガにする、工事費等すべて完全無料、はい、ぜんぶ無料です、という。
 笑ってしまった。んなアホな、話がうますぎる。後で何らかの名目で金を吸い上げられるに決まってんじゃん。

 しかし私はぴしゃりと断らず、へえ~、そぉなんですか、めっちゃお得ですね~、へ~、といろいろ話した。孤独が癒やされた(笑)。
 前回見つけたICレコーダーで、会話開始から約10秒以降をぜんぶ録音した。

 

 前後して、今度は外で!

 有酸素散歩(早足で多めに酸素を取り込み、ふくらはぎの筋肉ポンプで全身へ血液を巡らす健康法)のコースとして、私はなるべく、閑静な住宅地を選ぶようにしている。
 受け子や、受け子の見張り役、下見役などを見つけようと。

 人通りのほとんどない住宅街(東京23区内)に、1台の路上駐車があった。
 横浜ナンバーだ!

 見える範囲では運転席に1人、若めの男がいて、スマホに何やら忙しく入力している。
 ほほぅ、と私は歩きすぎ、後部から自己のスマホで撮影した。

 それから歩き去り、数十m先の角を曲がり、どうしよう、通報しようかなと戻ったら、車は消えていた。

 

 その前後の日、また別の場所(閑静な住宅街)を自転車で走っていたら!

 上下黒の服装で黒のリュックを背負った若めの男が、電柱のそばに立ち、スマホをいじっていた。
 ん? こりゃあ! 私はスマホで撮影した。どうしよう、通報しようか、もう少し様子を見よう。

 すると男は、そばの2階建てアパート(家賃は比較的安そう)の外階段を上っていった。うーん、住人かな…。

 

 こう言っちゃなんだが、わくわくどきどきする。健康のためにただ歩くのはつまらないけど、目的があると張りが出る。

 有酸素散歩ならぬ有酸素パトロール!

 高齢者向けの健康雑誌で、警察からのアドバイスも加え、特集記事、どうですか!

2024年4月13日 (土)

ニュースサイトの「続ける→」をクリックしたら

Screenshot-20240413-at-095059-ol-4  「声を放つ 当事者の証言 東電OL殺人事件の真犯人はどこに? ネパール人男性は「警察からマークしている4人のリストを見せられた」と証言」と4月12日付け日刊ゲンダイ。

 なにその「4人のリスト」って。「続ける→」をクリック。

 

 すると、あららん、出ましたよ、例の馬鹿な詐欺のあれが。

 どうしよう。何かいじってみよう。
 黒い小画面、その右上の×ボタンをクリック。

 すると、詐欺の画面がモニター全体にどーんと拡がり、アラーム音と警告音声が出て、カーソルが消えた。手も足も出ない。

2404134  しかし私はあわてず騒がず、キーボードのEscキーを押した。 

 すると、なんちゅうか元の詐欺画面に戻った。
 その画面で×ボタンを押すと、日刊ゲンダイの記事ごと消えた。

 

 日刊ゲンダイのその記事を、もう一度開いてみた。

 あれ、「続ける→」のボタンがない。ふうん。
 画面を更新してみた。
 するとっ、出ましたよ、「続ける→」ボタンが。

 確認のため、「続ける→」ボタンをクリック。
 同じように詐欺の画面が出た。よし。

 

2403237  「続ける→」のボタンでそうなったのは、私は日刊ゲンダイのこれが初めてじゃない。
 前は、どこだっけ、やっぱりニュースサイトでそうなった。

 この詐欺は全世界であり、日本だけでも億円の単位の稼ぎになってるんだろうねえ。

 

 1万人か10万人に1人が引っかかれば稼ぎになる。
 それを狙って兆の単位のメールを発信する、罠のボタン等を仕掛ける。
 発信と仕掛けが増えれば、引っかかる者も増える。

 鰯(いわし)の群(むれ)の何%かは捕食される、それと同じなのか。

 いやいや、ネットは犯罪者だらけ、24時間いつでも電話相談サービスのあるセキュリティソフトを入れとかなきゃいけない。
 そうしないのは、猛獣が多く棲むジャングルへ裸でるんるんバカンスに出かけるようなものですよと、あらゆるところで警告し続けるしかない、引っかかる人を5分の1にでも10分の1にでもしていくしかない、しかしそんな警告を熱心にする者はあんまりいない、おおむねそんな感じですか。

 

 突然“何か怖い画面”が出たら、すぐ閉じる、閉じる操作ができないときは、キーボード左上のEscキーを押す、Escキー、今日はこれだけおぼえてってくださいね~。

 ←4日13日11時20分現在、週間INが70で2位。

2024年3月 9日 (土)

詐欺メール、人間の営みって、、、

 ちょっと面白い詐欺メールがきた。
 メールのタイトルは「【bitFl yer】アカウ ント制限のメール!」。本文はこうだ。

 

お客︉様が b⁡itFlye⁡r ⁡にログインされました︉ので、お知らせいたし⁡ます。

■ログイ⁡ン情⁡報
・ログイン⁡日時: 2024-03-08 10:19:12(日本時間)
・IPアドレス: 8c7e:f0fe:2e57:d989:7486:b624:8fce:fc15 (アメリカ)

■第三者ログイン︉の可能性⁡があるため、アカ⁡ウントは⁡一時的に制限︉して⁡います

■以下のリンク︉をクリック⁡してアカウントの制⁡限解除︉をお願い⁡します。⁡

https://bitflyer.com.wjcol,com/?onetime=c4Ycz0qNp4dw9&token=M5bhdfjQmVq

※本メールは、ログイ︉ン通知メール⁡を送る設定に⁡されている場︉合に送︉信されます。ログイン︉後の設定メニ︉ューより︉、設定の変︉更が可能です。
※ 本メール⁡は送信専⁡用です⁡。返信はお受けして⁡おりません⁡のでご了承ください⁡。
※ 本メール⁡にお心当た︉りのない場合︉や、ご意⁡見・ご質問︉等がござ︉いまし︉たら下部のお問︉い合︉わせ先⁡より︉お知らせください⁡。

---------︉--︉-------⁡--------⁡--------⁡-------⁡--------︉-
株式会社⁡ bit⁡Flyer
〒10⁡7-6233 東京︉都港区赤坂 9︉-7-1 ミッ︉ドタウン・タワー⁡
暗号資産交︉換業︉ 関東財務︉局長 第 00⁡003 ⁡号
金融商品取引⁡業 関東財⁡務局長(金商)第 3︉294 号
お問い⁡合わせ URL :⁡
https://bitflyer.com.wjcol,com/?faq=csh5D896559&token=kMw0LGf7LPtf4
-------︉----︉---⁡-------⁡------⁡-----︉---------︉----︉-----︉

 

 「bit⁡Flyer」に私は「アカ⁡ウント」なんぞないよっ。
 URLがごちゃごちゃとやたら長い。詐欺でしょ。 ※上掲URLは念のため私が1文字だけ細工した。

 そもそも、暗号資産とか仮想通貨とか、よく知らんけど、知るまでもなく、あんなものは、ねえ、あはは、私はそういう認識で日々を暮らしてる。あくまで個人的な認識です。

 

 けど、「暗号資産交︉換業︉ 関東財務︉局長 第 00⁡003 ⁡号」なんて、それなりにもっともらしいじゃないか。
 検索してみた。
 金融庁らしきwebサイトにヒットがあった

 あれれ? さらに検索してみた。
 「bit⁡Flyer」についての、同じ情報が「一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会」とやらのwebサイトに載ってた。
 そこから適当にパクって詐欺メールを仕立てたんだね~、たぶん。

 

 私の読みどおり、これが詐欺としてだ、ごちゃごちゃとやたら長いURLをクリックしたらどうなるか。
 いちばん軽くて、カモ認定され各種詐欺メールが毎日大量に届き始める、かも。

 急峻な山を登るとき、「うわ、ここでコケたら崖下へ真っ逆さま、死ぬぞ」ということがあるでしょ。
 それと同じ、ネットは断崖絶壁だらけ、とはしかしぜんぜん思わない人も、一定の割合、おいでなのだろう。人はさまざまだ。
 そういう人たちを狙って、全世界で日々膨大な量の詐欺メールが考案、作成、発信されているのだろう。

 人間の営みって凄いね、という感想でとりあえず。

 ←3日9日20時00分現在、週間INが70で2位!

2024年3月 6日 (水)

特殊詐欺、陰の立役者、名簿屋はセーフです

 また少し、ちらっと。

 

 東京地裁で「詐欺、窃盗、大麻」の判決。
 被告人は身柄(拘置所)、濃い短髪、というか坊主刈りが伸びた感じの若者だ。

裁判官 「主文。被告人を懲役4年2カ月に処する。未決勾留日数中280日をその刑に算入する…大麻…1袋を没収する」

 2月(にげつ)ではなく「にかげつ」と言う裁判官がときどきいる。そしてこう続けたね。

裁判官 「公訴事実は第1から第43まであります」

 えーっ、どんだけぇーっ、である。
 じつはネットで逮捕報道を拾える。特殊詐欺の受け出し子で、逮捕は2022年12月。本件の事件番号は「令和5年刑(わ)第10号等」。2023年早々の起訴だ。昨年1年間、延々と追起訴が続いたと思われる。

 公訴事実の第1は、江戸川区の83歳女性に対し、氏名不詳者らが区役所職員等になりすまして電話をかけまくり、補助金を受け取るには預貯金のキャッシュカード(以下CC)を再発行する必要がある、ついては担当者が古いCCを受け取りに行くと騙し、被告人が訪問してCCを受け取り…。
 公訴事実の第2は、そのCCでATMから合計140万8千円を引き出し窃取した…。

 それをワンセットとして、第1から第42まで、ほぼ同じ内容を裁判官は、全く飽きることなく延々述べ始めた。
 被害者たちはみんな、江戸川区、江東区、荒川区、練馬区、昭島市など都内在住で、80歳前後。
 そういう名簿を、氏名不詳の(=捕まってない)詐欺グループは、入手したわけだね。

 特殊詐欺の陰に名簿屋あり。
 傍聴席から見る限り、名簿屋は絶対安全圏のようだ。

 公訴事実の第43が大麻と思われ。ばかばかしくなって私は第21を聞かずにそっと退出した。

 

 東京高裁の民事の法廷にこんな事件名の判決言渡しがあった。

安倍晋三元首相「国葬」閣議決定取り消し並びに予算執行差し止め違憲確認並びに損害賠償控訴事件」 ※「国葬」にカギ括弧が付いてたかちょっと定かじゃない。ごめん。

 事件名は、原告が訴状に書いたものがそのまま開廷表に記載されると聞く。
 原告ら(控訴審では控訴人ら)は、「取消」「差止」ではなく「取り消し」「差し止め」と訴状に書いたわけだ。おお~、と思う私。

裁判長 「主文。本件各控訴をいずれも棄却する。訴訟費用は控訴人らの負担とする」

 だったかな。言渡しは10秒ほどで終わった。

 

 東京地裁の民事部で「損害賠償請求事件」の証人尋問。

 原告は元参議院議員の熊野正士氏、被告は株式会社文藝春秋外(ほか)。
 「【速報】公明党・熊野正士参院議員が辞職 知人女性へのセクハラ疑惑報道受け」(2022年9月30日付けテレ朝news)などと報道されている。

 「週刊文春」の記者だったムラオカ氏が証言台のところに座り、被告代理人弁護士の1人(喜多村洋一弁護士)が尋問を始めた。

代理人 「取材の端緒は…」
証人  「デスクから話があり…公明党の参院議員…入院してる…病気ではない…異性問題のトラブル…雲隠れ…」
代理人 「デスクはその情報をどこから…」
証人  「大阪府警の関係者から聞いたと…」
代理人 「女性はどういう人か…最初の人は…」
証人  「公益社団法人の会長の女性…」

 そのへんで私はそっと出た。私にはあんまり興味のない話でもあり。

 

 出て、東京高裁、「傷害致死」の判決へ。

 被告人氏名でネット検索すると、ある趣味方面で活躍してる人らしい。趣味方面のトラブルか? だったら大変だ、と気になって。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する」

 自宅で父親と「言い合い」になり、被告人は右手の平で父親の左側頭部を1回叩いた。
 すると父親は間もなく様子がおかしくなり、どんどん悪くなり、急性硬膜下血腫で死亡したという。

 その「死体解剖」なんだけど、なんと、某医科大学のI教授がやったはずなのに、じつはI教授の「講座」のT医師がやったんだという。
 I教授のとこでは、講座の当番の医師がやるのが「通例」なんだという。

裁判長 「このような運用は是正される必要がある…しかしながら…瑕疵(かし)があることは証拠能力を否定する理由にならない」

 I教授とT医師と、腕に違いはあんまりないのかもしれない。でも、立場が違う。教授のメンツをつぶさないように、みたいな忖度は心配じゃないのか。
 結局、まあ、刑事裁判の実質的な役割は――もちろん例外はあるけれども――有罪の理由をこねること、という原則に照らすと、どうなんだろ。

 

 そのほか、「やったことは悪いとはいえ、こりゃあ被告人が、その家族が、可哀想だわ!」というのを2件傍聴した。
 そっちは長くなるのでまた今度、できればドライバーのwebサイトに書かせてもらいたいと思う。
 今夜はもう寝る、歯磨きして寝ます!

 ←3日6日20時20分現在、週間INが110で2位!

2024年2月 8日 (木)

英文の詐欺メールを自動翻訳してみた件

240208  2月7日(水)の朝、「一石三鳥の“IQ商法”」、あれをアップしてから、ちょと異変が起こった。

 ⚡ ここんとこ1日200前後だった当ブログのアクセス数が、突然50ほどになった。
 ⚡ 「I RECORDED YOU!」とのタイトルのメールが突然多数着信し始めた。

 偶然の異変ではない、との裏付けは何らない。

 

 ま、それはいいとして、「I RECORDED YOU!」である。「俺はお前を記録したぞ」という意味か。

 宛先は私、差出人も私。典型的な詐欺等のやり口だ。
 メールは全部英文で、冒頭にこうある。

Hello there!
Unfortunately, there are some bad news for you.

 やあ、こんちは、不運にも、君にとって悪いニュースがあるよ、という意味か。
 はは~、例のやつだな、と私はざくざく削除していた。

 

 …が、ふと思った。
 昨年みつけた「DeepL」という翻訳ツール、あれで翻訳してみようじゃん。
 詐欺メールの英文を全部コピーし、DeepLの左側の画面に貼りつけた。
 するとっ、間もなく自動的に翻訳文(日本語)が出た。こうだ。

 

こんにちは!

残念なお知らせがあります。

少し前、あなたのデバイスが私の私用トロイの木馬、R.A.T (Remote Administration Tool)に感染しました。

私のトロイの木馬によって、あなたのファイル、アカウント、カメラにアクセスすることができました。

このメールの送信者を確認してください。あなたのメールアカウントから送信しました。

このメールを確実に読んでもらうために、何度も受信してもらいます。

あなたはポルノサイトをチェックしたり、スケベなビデオを見たりして、変態的な楽しみを満喫している。

私はあなたが(カメラを通して)満足するのを録画しました!

その後、痕跡を残さないようにマルウェアを削除した。

もしまだ私の真剣な意図を疑っているのなら、マウスを数回クリックするだけで、あなたのビデオを友人、親戚、すべてのEメール連絡先、ソーシャルネットワーク、ダークネットで共有し、すべてのファイルを公開することができます。

必要なのは、900米ドルのビットコイン(BTC)を私の口座に送金することだけです。

取引が成功した後、私はすべてを削除するために進みます。

約束は必ず守ります。

ビットコイン(BTC)はここで簡単に購入できます:

https://cex.io/buy-bitcoins
https://nexo.com/buy-crypto/bitcoin-btc
https://bitpay.com/buy-bitcoin/?crypto=BTC
https://paybis.com/
https://invity.io/buy-crypto

または、他の取引所をググる。

その後、ビットコイン(BTC)を私のウォレットに直接送るか、無料のソフトウェアをインストールしてください: Atomicwallet、または: Exodus walletをインストールし、私のウォレットに送受信する。

私のビットコイン(BTC)アドレスは以下の通りです: 19WDuugpBYHmmWxPQRjT61Jpb6fcJfHrqt

 

 全文ではない。「1921文字中1500文字のみ翻訳しました。無料アカウントを作成すると一度に5000文字まで翻訳できます」とのこと。 ※URL等、私が一部変えた。

 なんと、少し妙なところはあるが、意味不明な箇所はない。素晴らしい!
 今時はこんなことが無料でささっとできちゃうんだねえ、オドロキだ。

 

 「または、他の取引所をググる。」とある。くだけた言い方ではないか。原文はどうなってるんだろ。
 見てみた。こうなってた、「Or simply google other exchanger.」。
 私の英語力によればつまり、googleは動詞として使われてるんだね。知らなかった!

 結論、日々オドロキがあり学びがある、頑張っていきましょう。

 ←2月8日23時10分現在、週間INが70で3位。おお、40から70に増えた。ありがとうございます~。

2024年2月 7日 (水)

一石三鳥の“IQ商法”

240206-xww-iq-test-iq-105-iq-_-x Twitter(現X)にこんな広告が登場し始めた。

日本人の平均IQは105です。
世界の平均IQとあなたのIQを比べてみましょう。

 

 なんか詐欺っぽくね? 私はネット上のものの多くをまずは疑いの目で見るのだ。
 けど、好奇心に負け、クリックしてみた。

 IQテストなるものが出てきた。
 右のスクリーンショットのようなテストがたくさんあった。

240207-xww-iq-test-iq105-iqiq-_-x  テストは30問 or more あったように記憶する。
 途中で、「なんだこれ、問いの意味がわかんないよ」となった。
 でもすぐに、解き方のコツを見つけた。なーんだ。

 そのテストは捨て、新たに最初からやり直した。ずるいぞ(笑)。
 テストに回答するというより、意味のない作業を次々片付けていく感じか。
 すべて回答し終わると…。

 

240130  結果はメールで報せるという。
 ん? 怪しいな。
 でもまあ、私のメールアドレス(以下メルアド)はすでに詐欺師たちに共有されてるようだし…。
 メルアドを入力した。

 それからどれぐらい過ぎてか、忘れた、メールが届いた。

テスト結果はトップレベルです。

IQテストを分析し、他の参加者の成績と比較した結果、あなたのスコアはほとんどの参加者を上回るレベルであることがわかりました!
下記をクリックしてIQテスト結果(IQ証明書と詳細な成績報告書)を入手しましょう

 

 私は確信した、これ、インチキだろ!
 理由は単純明白だ、私のIQレベルが「トップレベル」であるはずがない。そんなことぐらい自分でわからなくてどうする(笑)。
 小学生の頃に学校でやらされたIQテストでは、普通の範囲だったし。

 

240206-quiz-payment-ww-iq-test  でもまあ、念のため「IQの結果を受け取る」をクリック。
 要するに金を払えと出た。
1990円だったか、そのへんの金額だ。
 なんだよ、金をとるんかーい。

 そうして、クレジットカード情報の入力画面が出た。
 うっわ、こんな怪しいサイトにクレカ情報を入力したら、あとでどんなことになるか。
 なので無視した。

 

2402035  翌日か翌々日か、メールが届いた。
 「本日限定:50%OFFでIQテスト結果を入手!」と。

 いきなり半額ですかい。
 しかも「本日限定」、ますます怪しい(笑)。

 

 無視すると、もっと値引きになるのかな。私は無視した。
 翌日か翌々日か、またメールが届いた。今度のはこうだった。

IQテストの結果を50%OFFで取得できる割引が有効であることをお知らせします。
あなたのIQは平均を上回る高さです! 思い切って自分の知能レベルを確かめましょう!

50%OFFのさらに50%OFFではないらしい。なーんだ。

 

 今回、私は思った。
 お客をおだてて、金と、メルアドと、クレカ情報、3つを集めてしまう、なかなかに頭のよい、これは「IQ商法」なのだな、と。
 
お客は、自らすすんで、金と、メルアドと、クレカ情報を差し出す、良いところに目を付けましたねえ、と。
 X(旧Twitter)は、この種の商売の広告費で、世界で年間どれぐらい儲けてるんだろ。

 以上、意見や評価にわたる部分は私見である。 ←『月刊交通』(東京法令)の警察職員氏らのレポートによくその種の断りがある。

 ←2月7日8時40分現在、週間INが40で3位。直近の1週間に4人の方が猫のバナーをクリックした、という意味かと。ありがとうございます~。